トラックボールの滑りが悪い時の対処法とは？トラックボールマウス愛用歴2年が解説

こんな疑問にお答えします！

本記事では、トラックボールマウス愛用歴2年の私が、簡単にできるメンテナンス方法やおすすめのアイテムを紹介していきます。

トラックボールの滑りが悪い要因は？

トラックボールを転がした時に、滑りが悪い・ひっかかりを感じる場合、以下の理由が挙げられます。

ボール表面の油分が不足している

トラックボールが滑らかに動くためには、ボール表面に「多少の油分が必要」になります。

そのため、アルコール等で必要以上に磨いてしまうと、かえってボールの動きが悪くなってしまう場合がありますので、掃除をする際は注意が必要です。

また、 保存状態によっては購入直後から油分が不足している場合もあります。

その場合はこの後「トラックボールマウスの清掃方法」で紹介する方法でメンテナンスを行いましょう。

ほこりやゴミがたまっている

トラックボールマウスは、トラックボールの窪み内にある接触センサーで動きを感知します。

そのセンサーにほこりやゴミが溜まっていると、正確な感知ができないので、トラックボールを取り外してゴミを取り除く必要があります。

その場合はこの後「トラックボールマウスの清掃方法」で紹介する方法でメンテナンスを行いましょう。

電池残量が少なくなっている

トラックボールの滑りが悪い・引っ掛かりがあるときは、トラックボールやセンサーに原因があるのですが

マウスのポインターが変な挙動をするな…と思ったら、ほこりやゴミではなく電池残量がなくなってる場合が多いです。

トラックボールマウスのメーカーによっては、PCのデバイス設定画面で電池残量を確認することができるので、確認してみると良いでしょう。

トラックボールマウスの清掃方法

トラックボールを転がした時に、ひっかかりを感じる場合は以下項目を試して、改善が見られるかを確認しましょう。

①：トラックボールを外す

マウス裏面の穴から、指や細いものを差し込んでボールを外します。

先が尖ったものはボール表面を傷つける可能性がありますので使用しないでください。
取り外しの際にボールを落下させて傷つけないようにご注意ください。

②：ボール接触面のセンサーの掃除

綿棒やティッシュなどで、ボール接触面のホコリ等を取り除きます。

アルコールを使用しないようにしましょう。

③：トラックボールの掃除

取り外したボールを、メガネ拭きのような柔らかい布でキレイに拭き上げましょう。

アルコール含んだものを使用しないようにしましょう。

私が愛用しているのが、ELECOM（エレコム）のクリーニングクロスです。

iPadやPCの画面を拭いても大丈夫なくらい、柔らかくて傷がつかないようなクロスです。

④：トラックボールに油分を流布

拭き上げたボールを手のひらで挟んでコロコロと転がします。

手が乾燥している場合や冬季は油分が不足する場合もあります。
その際は一度、適量のハンドクリームを手にとり、しっかりとなじませてから同じように手のひらで転がすようにしてください。

その後、ティッシュなどで余分な油を軽く拭き取ってからトラックボールをマウス本体に戻してください。

トラックボールの操作で改善がない場合

ここまでご紹介した方法で改善が見られない場合は、トラックボールマウスの故障の可能性も。

保証期間や条件などを確認した上、購入したメーカーへ問い合わせましょう。

一般的にマウスの保証期間は6ヵ月とされていることが多いですが、一部保証がない製品もあります。

保証期間内かどうかの確認は、「購入の際のレシート」や「納品書」または「保証書」をチェックしてみてください。